「いま・ここ」から別の地へと、我々を運び、繋いでくれる鉄道。それはともすれば、異界との幽玄なる接続口。
鉄道は、ただの移動手段ではなく、時に “異なる世界への入り口” となる。昼間は何の変哲もない駅や線路が、夜になると不気味な雰囲気を纏い、まるで異界へと続く道のように感じられることがある。
特に、日本の鉄道には「きさらぎ駅」や「偽汽車」といった “異界へと誘う” 伝承が数多く存在する。そんな鉄道と怪異の関係に迫るのが、文芸誌 『怪と幽 vol.018』 の特集 「幽玄鉄道」 だ。
🚃 鉄道が繋ぐ怪異の世界とは?
「線路沿いの踏切に、夜中ひとりで行ってはいけない」
このような言い伝えが日本各地に残るように、鉄道は常に人々の生活と密接に関わってきた。そして、そこには不思議な話や怪異がつきものだ。
本誌では、鉄道が持つ 「異界との境界としての側面」 に焦点を当て、多くの作家や研究者がその魅力を掘り下げる。
🔎 掲載内容の一部
✔ 有栖川有栖と行く幻想鉄道旅
→ ミステリー作家・有栖川有栖が幻想的な鉄道の旅を案内するエッセイ。
✔ 澤村伊智×田辺青蛙と巡る廃線敷探訪
→ 廃線には何かが潜んでいる…? 現地取材を通じて、その神秘的な魅力に迫る。
✔ 「鉄道怪談 今昔物語」——伊藤龍平
→ 昔の「偽汽車」伝承から、現代の「きさらぎ駅」まで、鉄道と怪異の歴史をたどる。
✔ 「日本全国 妖怪に会える駅ガイド」——村上健司
→ 日本各地の鉄道駅にまつわる妖怪伝説を紹介。あなたの最寄り駅にも怪異がいるかも…?
✔ 「鉄道員が語る怪談」対談
→ 鉄道員が実際に体験した、背筋が凍るような話とは?
✔ 「鉄路は異界へと続く」——千街晶之
→ 過去の鉄道怪談作品を集めたブックガイド。
📖 読み応え抜群! 新作怪談&怪奇小説も満載
🚇 「もう忘れます」——一穂ミチ
→ ふとしたきっかけで記憶から消えてしまう「何か」。その不気味な感覚が読後まで残る、秀逸な短編怪談。
🚇 京極夏彦、有栖川有栖、澤村伊智の新作怪奇小説
→ 怪談・ミステリー界の名手たちが紡ぐ、鉄道にまつわる怪異の物語。
🚇 江戸川乱歩「押絵と旅する男」
→ 幻想怪奇小説の名作が再掲載。旅の途中で出会った奇妙な男が語る、奇怪な「押絵」との関係とは?
🚇 漫画作品も充実
→ 諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介 など、怪奇漫画の巨匠たちが描く「鉄道×怪異」の世界。
🛤️ 鉄道怪談の魅力を存分に味わえる一冊
鉄道は、単なる移動手段ではなく、時に「異界と繋がる扉」になり得る。
例えば、インターネット発祥の都市伝説「きさらぎ駅」。これは、ある女性が「存在しない駅」に降り立ち、その後、二度と戻れなくなった…という話だが、こうした話は実は昔から日本各地に伝わっている。
「鉄道の先に、何かがある」
そんな不思議な感覚を味わいたい人には、『怪と幽 vol.018』 はまさにぴったりの一冊。鉄道にまつわる怪談や幻想的な物語を存分に楽しめる。
📖 読める場所
『怪と幽 vol.018』は、電子版&書籍版で発売中!
異界への扉を開きたい人は、ぜひチェックしてみてください! 🚃👻




